スワンステークスを勝ち上がりマイルチャンピオンシップへの出走権を得たアルビアーノ(3牝)は父Harlan’s Holiday・母Anticsの外国産馬。戦績を見ればデビューから連勝でフラワーカップを優勝しNHKマイルも2着。そしてスワンSを優勝ということで1,400m~1,800mのレースで好成績を残しており、非常に期待の持てる戦績ではないでしょうか。さてそれでは過去10年のマイルCSのデータと比べてみるとしましょう。
3歳牝馬の成績
マイルCSにおいて、3歳牝馬は過去10年度の程度の成績を残しているでしょうか。勝率にするならば0%です。3歳馬自体の勝ちがありませんし、牝馬も2008年のブルーメンブラットの5歳だけでした。マイルCSは3歳馬と牝馬に厳しいということもあり、アルビアーノにとっても非常に難しいレースとなりそうな予感がします。
スワンS勝ち馬
それでは、スワンS路線で出走した競走馬の結果はどうだったでしょうか。過去10年のマイルCS勝ち馬を振り返ると、スワンS優勝馬はいませんでした。スワンSをステップに走って優勝したのはエーシンフォワードのみ。一方富士Sからの優勝は2頭ダノンシャークと、エイシンアポロンがいました。ローテーションとしてはやはり安田記念→天皇賞(秋)→マイルCSというのが王道のようです。
以上のことから、傾向で言うとアルビアーノは切りになります。