前回2014年のマイルチャンピオンシップで優勝したダノンシャークが今年も出走します。今回出走するとマイルCSへは4年連続の出走となります。昨年の優勝もさることながら、一昨年も3着と好成績を収めており、マイルCSとの好相性を伺わせるデータが出ていますが、マイルCSとの相性もさることながら、当然他のレースでも優秀な成績を残していました。
2013年は京都金杯の優勝という最高の一年の滑り出し、それに相応しいような活躍を見せ、出走したすべてのレースで馬券圏内を守りきりました。2014年になると調子を落としはじめますが、それでも関屋記念の2着など見るべきところはありました。
ところが今年2015年にはいってからのダノンシャークは正直きついです。3月の阪急杯ではマイルCS王者にして3番人気というのも寂しい限りですが結果はさらに辛い5着。続く安田記念でも5番人気の10着。そして先月の毎日王冠では10番人気にまで落ちてしまいましたが、なんとかここは意地を見せるものの馬券までには絡めず4着でフィニッシュ。昨年は連敗ながらに関屋記念で2着を取り優勝への兆しも見せましたが、今年は今のところ一切ありませんし、陣営からもズブくなったとのこえが上がるほど。さすがに年齢というものもあるのかもしれません。
7歳馬はリアルインパクトとダノンシャークの2頭がエントリー。最年長となり調子も下降気味となっては引退がちらついてきます。例年であればダノンシャークの1年はマイルCSでおしまいです。このまま勝てないレースが続けば引退がちらついてはきますが、掲示板に載らないほどでもないため賞金自体は稼いでいるんですね。
とは言え腐ってもG1勝利馬、しかもディフェンディングチャンピオン。穴狙いというと少しさみしい気もしますが、馬券の妙味で候補に上がるということはありえるかもしれません。