マイルチャンピオンシップ過去の結果から2015年の傾向を予想

マイルチャンピオンシップはその名の通りマイルレースのチャンピオンを決めるべく開催され、日程は秋の京都競馬場7週目となり、2015年は11月22日(日)となります。

前哨戦/ステップレースとして富士ステークス(G3)、スワンステークス(G2)が用意されており、それぞれの優勝馬にマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられます。

これまでに31回の開催があり、今年で32回目となります。これまで31回の開催中、優勝馬は全部で26頭、うち5頭が連覇をしています。連覇した馬は、ニホンピロウィナー、ダイタクヘリオス、タイキシャトル、デュランダル、ダイワメジャーとやはり名馬が多いですね。

5/26頭=19.2%が連覇を遂げるというのは他のレースと比べても多く、春のマイル王決定戦と言われる安田記念ではこれまでの65開催中、連覇した馬は3頭しかいません。

では、連覇をする条件とは一体なんでしょうか?まず、第一に強い競走馬であることです。3流レースならいざしらず、重賞レースましてやG1などは運などでは連勝などできるものではありません。まず強い馬であることが絶対条件です。

過去の優勝馬を見ると一番人気の優勝率はさほど高くありません。直近の一番人気優勝馬は2009年のカンパニーまで遡ります。連覇をするということは、相性の良いレースであり、相性が良いということは人気しやすいはずなのです。

連覇をした5頭の2年目のオッズはニホンピロウィナーはデータが残っていませんが、ダイタクヘリオスが2番人気で、タイキシャトル・デュランダル・ダイワメジャーともに1着と人気しています。反対に前年優勝馬であっても、翌年人気していない馬はやはり馬券に絡むこともなく敗北するケースが多いです。

そこで気になるのが昨年優勝馬のダノンシャーク。今年は阪急杯5着、安田記念10着と良いとこ無しで負けており人気する気配はありませんが、マイルチャンピオンシップでは一昨年3着、昨年1着と相性の良さを見せています。人気するようなら過去の連覇した馬にならい、無視できない存在となるでしょう。

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